他院で抜歯と言われた方へ
セカンドオピニオン対応
根管治療を適切に行うことで、歯を残せる可能性があります。しかし、状態が悪くなると根管治療では対処できず、やむを得ず抜歯することになります。当院では可能な限り、抜歯を回避して歯を残す診療方針ですので、他院で抜歯が必要と言われた方も、一度ご相談ください。
当院では、最大20倍まで視野を拡大できるマイクロスコープを用いた精密な根管治療を行っております。根管のすみずみまで拡大して神経や血管を除去し、薬を緻密に詰めることで再発リスクを抑えます。他の歯科医院で抜歯が必要と言われたケースでも、当院の精密根管治療であれば「歯を残せる」可能性がありますので、まずはお気軽にご相談ください。
重度のむし歯でも歯を残せる可能性がある『根管治療』とは
根管治療とは、歯の中にある根管という管の中の神経や血管を取り除き、薬を詰めてその上に被せ物をする治療法です。むし歯が進行すると、エナメル質、象牙質、歯髄へと進行します。そして、歯髄にある根管内の神経まで虫歯菌に冒されてしまうと、激しい痛みが生じます。そこで、神経を取り除いて薬を詰め、再感染を防ごうというのが根管治療の目的です。
神経にまで進行したむし歯を放置すると、神経・血管が壊死して膿が生じる恐れがあります。状態が悪くなると治療回数も増えてしまうだけではなく、抜歯が必要になるリスクも高まるため、歯科医院を早めに受診しましょう。
精密な根管治療を可能にする取り組み
マイクロスコープ
マイクロスコープは歯科用顕微鏡ともいい、視野を最大24倍まで拡大できる歯科医療機器です。細くて複雑に分岐した根管内を詳しく調べられるため、再発リスクが低い精密な根管治療が可能になります。
歯科用CT
歯科用CTは、3次元の画像を取得できる検査機器です。顎の骨の形状や歯と神経の位置関係、骨の密度など、レントゲンではわからない詳細な情報を取得できます。神経や血管、歯の根のひび割れ、膿の有無なども把握できるため、根管治療の精度が高まります。
また、現在の状態をご確認いただけるため、治療の必要性を認識したうえで治療を開始しやすいこともメリットです。
根管治療の注意点
根管治療は他の治療と比較して通院期間が長くなる場合がほとんどです。治療を始めてから自己判断で通院を止めてしまうと症状が悪化し、最悪の場合抜歯となってしまうケースもありますので最後まで通院をお願いしております。
当院では、マイクロスコープや歯科用CTなどの設備も整っており、根管治療の精度を高めるために努力を惜しみません。他の治療と比べて通院回数が多い根管治療ですが、患者さんと二人三脚で乗り越えられればと考えておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
また、治療終了後もむし歯の早期発見・早期治療ができるように定期検診をおすすめしております。
